写真俳句ブログ/チーさん/初心者

まずは気軽な写真俳句からやってみようと思います。2016年8月からのスタートですが、とりあえず1日1句を継続中。リンクの「関東ご近所ネイチャースポット訪問記」では、自然スポットを訪問した紀行ブログを投稿しています。関心がある「時候、植物、動物」の季語を中心に作句します。ご批評頂ければ嬉しい限りです。。。。

2018年04月

俯いて香りそよがし春の蘭4

2018年4月 福島県花見山/季語:春蘭
2006_0109三春桜0013春の淡い光の中、俯いて、ほのかな香りを放ち、待ちわびた春を楽しんでいる。春蘭を見たの初めてで感動した。 人気ブログランキング←お気に召せばクリックしてランキングにご協力お願いします。!!

蚕町紡ぐ文化に歴史継ぐ3

2018年4月/富岡市旧上毛モスリン事務所跡/季語:蚕、桑子
2018_04220101館林を観光してきた。写真は
旧上毛モスリン事務所跡、群馬県は養蚕・絹織物の歴史と文化の街が多い。ここを訪れて日本の殖産産業時代を感慨深く考えた。
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青麦の穂先鋭く陽は丸し4

2018年4月/自宅付近の畑/季語:青麦、麦青む
2018_04220005青麦の穂は鋭く天を衝く。その反面、4月下旬の陽気は、すごしやすい陽気。陽は丸い。そんな対照を詠んでみた。
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蕗味噌や旅の土産の語り聞く4

2018年4月/自宅/季語:蕗味噌
2017_01280168妻が旅行の土産を買ってきてくれた。旅の話を聞きながら蕗味噌を味わった。ほろ苦さと味噌の辛みと甘みを付けた味、なんともいえないご飯が進み、酒のつまみとしても最高です。
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奥多摩に霞たなびく春の果て3

2018年4月/奥多摩路/季語:春の果て、行く春
2018_04010018行く春、春の果て、奥多摩の六道の路に霞たなびき春が行く。少しもわっとした春の空気感、空の感じ。そんな空虚なうつろな時を楽し見たい。人気ブログランキング←お気に召せばクリックしてランキングにご協力お願いします。!!

少年記消えゆく記憶春の雲3

2018年4月 自宅の空/季語:春の雲
2018_04220209春の雲はなんとなくふわっと軽くすうっと流れて消えゆく感じがする。そんな光景を幼い少年の頃の記憶が薄れていく初老の年頃の気持ちを詠んでみた。人気ブログランキング←お気に召せばクリックしてランキングにご協力お願いします。!!

灯消し夜窓のロマン春の月5

2018年4月 自宅/季語:春の月
2018_02040002春の月は朧月というか、霞がかかり、ふわっとした感じ。たまには明かりを消して夜窓から空や月や星をゆっくり眺めてみよう。そんなゆったりとした時間が生きている感じがする。人気ブログランキング←お気に召せばクリックしてランキングにご協力お願いします。!!

川路往き啼く鳥追ふて春の空4

2018年4月/自宅付近の川/季語:春の空、春天、春空
2018_04220183春の土手をゆったりと歩く。鳴く鳥の姿を追って空を見上げると、霞の中に鳥が消えていくように、春の空を感じる。そんな光景を想像してみた。人気ブログランキング←お気に召せばクリックしてランキングにご協力お願いします。!!

少年の大志を追ふて春の風5

2018年4月/館林つつじが岡公園/季語:春の風
2018_04220190春の風は順風満帆。「少年よ大志を抱け」のフレーズをひっかけて、春の風より少年の大志の方が先を行って、春の風が後押しする、追いかける、と詠んでみた。
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奥多摩の山路にふわり菫草3

2018年4月/六道山遊歩道/季語:菫、菫草
2018_04010031すうっと茎が伸びて菫の花が宙に浮いているように、淡い水色が当たりから霞のようにふわっと浮き出るように、そんな感じでやさしく咲いている。ゆっくり歩いて山路の花もゆっくり見れる。急ぐ必要はありません。ゆっくり歩いてそこに楽しむ時間があります。人気ブログランキング←お気に召せばクリックしてランキングにご協力お願いします。!!

水神の雲居の滝に朧月3

2018年4月 富士見市すわ・氷川の森/季語:朧月
2018_04080163まったくのイメージ句。雲居という地名と弁財天から想像して、朧月の霞んだ夕暮れの空を詠んでみた。雲居という言葉は、雲に居る心地なのか?朧と霞によく合う言葉ではないか???人気ブログランキング←お気に召せばクリックしてランキングにご協力お願いします。!!

春筍や柱のキズの背比べ4

2018年4月 自宅にて想像/季語:春筍、春の筍
takenokoすくすく伸びる筍、「童謡こいのぼり」の唄を思い出した。単純な思い付きだが、素直に詠んでみた。人気ブログランキング←お気に召せばクリックしてランキングにご協力お願いします。!!

目借時夢の中での忍び合い3

2018年4月 自宅にて/季語:目借時
2018_04010060目借時という季語の使い方がよくわからないまま作句してしまった。なんとなく、春霞みの暖かさの中、ぼーっと昼寝の夢うつつの中、思いを寄せる人と忍び合っている、そんな青春のような儚い夢をみたい。そんな気持ちで詠んでみた。
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甘やかす親の我がまま巣立たぬ子2

2018年3月 自宅にて想像/季語:巣立、巣立ちどり
tubamaこれは俳句ではなく川柳になってしまった。。。。動物の巣立ちはとても早い。雀は生まれて2週間という。「二十年人の子巣立つ時長し」人間はなんと20年が成人だが、結婚するまでは巣立たないと言えるのではないか。いやはや30年は巣立つまでかかる。人生100年時代になれば、そんなものか???人気ブログランキング←お気に召せばクリックしてランキングにご協力お願いします。!!

遅桜苦難の先に咲き満つる5

2018年4月 月島公園/季語:遅桜
2018_04080117どうです。八重桜が塊でさいていて、重みで枝がたわんでいます。ソメイヨシノより2週間くらい遅いでしょうか?人生に例えて、苦難の先に大輪の幸福を掴む。そんな人生でありたいものだ。人気ブログランキング←お気に召せばクリックしてランキングにご協力お願いします。!!

花冷えに衿立つコート足早に3

2018年4月 東京都中央区/季語:花冷え
2018_04080122写真は、「ウコン」という遅咲きの八重桜、ソメイヨシノが散った後、寒暖の差が激しいこの頃、桜の時期は早かったが、最高気温25度の日もあれば、翌日は15度。こう寒暖が激しいと、体温調節が難しい、特に、服装や寝具の調節は日々厄介だ。人気ブログランキング←お気に召せばクリックしてランキングにご協力お願いします。!!

山門の歴史を紡ぐ糸桜5

2018年4月 武蔵村山真福寺/季語:枝垂桜、糸桜
2018_04010052山門の横に鎮座する枝垂桜、枝垂桜というより糸桜の方が、この俳句には相応しい。歴史ある山門と糸桜。歴史の糸を紡ぐ桜と山門を掛け合わせてみた。。。。
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石神井の川面(かわも)緩みて春深し4

2018年4月 石神井川/季語:春深し
2018_03250035石神井川の畔、桜とビルが川面に写る。緩やかな流れに春の深まりを感じる。都会にものんびりとまったりとゆっくりと時が流れている。川面もゆっくりと流れている。そんな時間の中にいること、存在している自分という命をいとおしく感じる。
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リストラの嵐が過ぎて残り鴨1

2018年4月 自宅にて想像/季語:残り鴨、春の鴨
IMG_2303これも川柳っぽくなってしまったが、冬をリストラの嵐に例え、残った社員は、これからの夏をどう耐えて生きていくのであろうか???、夏の酷暑も決して楽ではない。リストラに生き残ったとしても、窓際に追いやられてしまうのか・・・・。
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房総の野はアネモネに海碧し3

2018年4月 自宅にて想像/季語:アネモネ
anemone房総の花園にはアネモネが一面満開。その先の海は、太平洋の碧い海。コントラストを詠んでみた。人気ブログランキング←お気に召せばクリックしてランキングにご協力お願いします。!!
プロフィール

チーさん

ギャラリー
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  • 茅葺の歌舞伎舞台に雛の宴
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