写真俳句ブログ/チーさん/初心者

まずは気軽な写真俳句からやってみようと思います。2016年8月からのスタートですが、とりあえず1日1句を継続中。リンクの「関東ご近所ネイチャースポット訪問記」では、自然スポットを訪問した紀行ブログを投稿しています。関心がある「時候、植物、動物」の季語を中心に作句します。ご批評頂ければ嬉しい限りです。。。。

2018年07月

人の世も蜜吸う一心金亀虫2

2018年7月 自宅付近の里山/季語:黄金虫、金亀虫
2018_07220005密を吸う一心のコガネムシと蝶、接写の写真をとっても動じない。この姿は、拝金主義者が金に群がってるようだ。字も金の亀、黄金という字が充てられているように。
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髪切虫と言うより木切虫2

2018年7月 自宅付近の里山/季語:髪切虫
kamikirimusiミヤマカミキリだ。結構な大きさで存在感がある。命名は「人の髪を切る」ということだが、実際は、木の幹に穴を開けて卵を産む「木切虫」、俳句になっていないことは承知。敢えて、命名で遊んでみた。人気ブログランキング←お気に召せばクリックしてランキングにご協力お願いします。!!

空蝉や過去の自分と決別す4

2018年7月 自宅付近の里山/季語:空蝉
2017_12240118アブラゼミの抜け殻だろうか?蛹から成虫への脱皮。過去の自分からの脱皮。人も脱皮しながら成長していかねばならない。
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ざり蟹を食べし思ひで今もなを3

2018年7月 自宅付近の用水路/季語:蟹
zarigani昭和30年代、まだまだ溜池の水もきれいだった頃、釣ったザリガニは天ぷらにして食べていた。餌は蛙の皮を剥いて足を縛りつける。今を想えば結構残酷なことをしていたものだ。味はエビと全く同じ。人気ブログランキング←お気に召せばクリックしてランキングにご協力お願いします。!!

俺が俺ふてぶし顔の鯰かな2

2018年7月 自宅付近の川/季語:鯰
3810namazu-1[1]こういう男とは距離を置きたい。近づきたくない。とにかく主張が強い。経験上、「絶対」という言葉を連発する人は、男で荒れ女であれ、この類である。
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老いを知り老いを悟や夏の風邪2

2018年7月 自宅/季語:夏の風邪
2018_07220001猛暑日が続き、体にこたえている。そんな中、夏風邪をひいてしまった。ただでさえ猛暑で疲れた体に、こたえる辛さだ。老い知るどころか悟りきった心境。この先、この猛暑と自分の体はどうなるのだろう???人気ブログランキング←お気に召せばクリックしてランキングにご協力お願いします。!!

蓮見船三途の川を行く如く3

2018年7月 空想/季語:蓮見、蓮見船
2018_06230096蓮を見るために、沼や池に船を出す。蓮の花は朝開く。夏の朝、まだ涼しいうちに船を出す。そんな風流な粋な時間を持ちたいものだ。昔、上野公園の蓮池でもやっていたそうだ。
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猛暑日に賑わふ釣堀客元気3

2018年7月 手賀沼/季語:釣堀
2018_07080067手賀沼の畔に大きな釣堀があった。傘をさしての釣り風景だが、お客は全員が高齢者、熱中症は大丈夫なのか?傘があれば大丈夫なのか?それにしても高齢者も元気だ。。。人気ブログランキング←お気に召せばクリックしてランキングにご協力お願いします。!!

すれ違い涼しさ香る白日傘5

2018年7月 都心界隈/季語:日傘、白日傘
sirohigasa貴婦人が白い日傘をさして通り過ぎていく。その物腰とすれ違う時のほのかな香り、香水の香りなのだろうが、涼感を感じるすれ違いだった。こんな一瞬の出来事を大事にしたい。人気ブログランキング←お気に召せばクリックしてランキングにご協力お願いします。!!

天気予報酷暑続きで目を背く3

2018年7月 自宅/季語:酷暑
taiyou梅雨明けが早く、その後7月10日頃からずっと猛暑日が続いている。週間天気予報も真っ赤っか。毎日毎日。猛暑酷暑。熱中症熱中症。地球よ。この暑さを何とかしてほしい。しかし、これも人間の仕業。人気ブログランキング←お気に召せばクリックしてランキングにご協力お願いします。!!

熱中症炎暑連日救急車1

2018年7月 自宅/季語:炎暑
taiyou全漢字の俳句を初めて作った。炎暑が続き毎日寝熱中症搬送車のニュースばかり。今や、死亡事故no1になるのでは。?何とかして欲しい。一昔前の夏は、暑くても32-3度くらいで、何とか過ごせたものだが、今は何とかでは済まなくなっている。。。。人気ブログランキング←お気に召せばクリックしてランキングにご協力お願いします。!!

手賀沼に疾風かけてヨットゆく3

2018年7月 手賀沼/季語:ヨット
2018_07080093順風漫歩といったヨット風景。白波が立つ前の風速7-8メートルといったところだろうか?時折疾風が吹く、そんなスリル間満載のヨット帆走のように見えた。。。。
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この山を独り占めなりテント泊3

2017年7月 群馬県みどり市/季語:キャンプ、テント、バンガロー
2018_05260106多くのテントサイトがあるが、たった1人のキャンプ場でした。この山を独り占めしたいい気分で野営した。しかし、周囲の人に伝えると、「こわくないの?」という声が多かった。人様々な感じ方。それが多様性でいいのでは?!
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玉の汗水の惑星水の人4

2018年7月 自宅/季語:汗、汗ばむ、玉の汗
ase今年の夏は異常な猛暑だ。汗もひとしお流れ出す。玉の汗も水。地球の水循環を想起した。もちろん人も水分が70%位???、つまり、生命のすべての起点は水だった。それが証拠に、いまだに、赤ちゃんは妊婦のお腹の中で水につかっている。。。。
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走馬燈移ろう時に身を任せ3

2018年7月 豊洲がすてなーに/季語:走馬燈
2018_07140016第2句:走馬燈この世の影を流し去る。第3句:走馬燈この世の綾を消し去りぬ、心境をそのまま詠んでみた。写真はガス灯の展示。人気ブログランキング←お気に召せばクリックしてランキングにご協力お願いします。!!

まったりと時が流れる昼寝かな5

2018年7月 桐生が岡動物園/季語:昼寝、午睡、昼寝覚
2018_06230177お猿さんのお昼寝です。毛づくろいをされながら昼寝をしている、なんともうらやましい。私もそんな人と時間を持ちたいものだ。毎日ゆったり昼寝する。家族に囲まれて。それが本来の動物の姿ではないか。
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嫌世も暑さも別つ古簾1

2018年7月 自宅/季語:古簾、青簾、竹簾、葭簾
2018_07110002この世はせちがらいものだ。金拝主義者がはびこっている。欲を捨てる。捨てきれない。金拝主義者をねたむ心こそ、欲を捨てきれていない証拠。そんな自分を簾の中に入って閉じこもる。
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風鈴の今を生きるや風の音4

2018年7月 自宅付近/季語:風鈴
fuurin今時、風鈴の音を楽しむ文化はどこへ行ったのだろう。暑すぎてそんな余裕がなくなってしまったようだ。しかし、たまたま見つけた民家の風鈴にそよぐ風は、日本人の心を、生きる心を呼び戻してくれた。人気ブログランキング←お気に召せばクリックしてランキングにご協力お願いします。!!

葭簀茶屋人も話も掛け合わす4

2018年7月 月島トリトンスクエア公園/季語:葭簀、葭簀茶屋
2018_07140002炎天下の公園。ベンチに葭簀を掛ける。そこには人も集まってくる。話も弾んでいる。日陰に風がそよぐ。夏の日の過ごし方。そこには人の和もあった。
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冷房にゐて冷房なき世に戻れまじ2

2018年7月 自宅/季語:冷房、ルームクーラー
2018_07110001現在の夏の暑さは20-30年前とはまったく違う。毎日朝から晩まで冷房漬けになっても仕方がない。夜寝る時はもう必須だ。昔は冷房なしで1日過ごしていたとは、とてももう戻れない。人気ブログランキング←お気に召せばクリックしてランキングにご協力お願いします。!!
プロフィール

チーさん

ギャラリー
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  • 北斎の白波迫る雪柳
  • 小手毬や続かぬ栄華資本主義/小手毬やバブルに泳ぎ転ぶ人
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  • 古城跡筑波を望む春田かな/古城跡印旛を廻る春田かな
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  • 茅葺の歌舞伎舞台に雛の宴
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