写真俳句ブログ/チーさん/初心者

まずは気軽な写真俳句からやってみようと思います。2016年8月からのスタートですが、とりあえず1日1句を継続中。リンクの「関東ご近所ネイチャースポット訪問記」では、自然スポットを訪問した紀行ブログを投稿しています。関心がある「時候、植物、動物」の季語を中心に作句します。ご批評頂ければ嬉しい限りです。。。。

2019年10月

婚約の結実なりて蕎麦の花3

2019年10月 自宅付近/季語:蕎麦の花
2018_08250595娘の婚約者が家を訪れた。近くの公園へ散歩。途中の蕎麦畑で花が実を結んでいた。そんな花や実を一緒に見ていた光景。人気ブログランキング←お気に召せばクリックしてランキングにご協力お願いします。!!

朝寒や姿を見せぬ甕の鮒2

2019年12月 自宅/季語:朝寒
2017_01270001朝6時、ようやく白みかけてきた頃、朝の気温は低くなってきた。庭の甕でメダカと小鮒を飼っているが、10月中頃までは活発に動いて餌に飛びついていたが、餌を与えてもまったく反応しなくなった。人気ブログランキング←お気に召せばクリックしてランキングにご協力お願いします。!!

鳥馬飛ぶ山から山雲から雲3

2019年10月 檜原城跡/季語:鳥馬、鶫(つぐみ)
IMG_1655地面を両足揃えて跳ねるように歩くことから、鳥の馬と名付けられた。。。。馬が鳥となって山から山へ、雲から雲へ飛んでいく。人気ブログランキング←お気に召せばクリックしてランキングにご協力お願いします。!!

森の鵯(ひよ)住めば都は街の中3

2019年10月 自宅付近/季語:鵯(ひよどり、ひよ)
30-sヒヨドリは元々は森に棲む鳥、それが、今はスズメと同じように人里街中に移り住んでいて、森の中ではあまり見たことがない。住めば都なのである。人気ブログランキング←お気に召せばクリックしてランキングにご協力お願いします。!!

檜原に山城深し懸巣啼く3

2019年10月 檜原城跡/季語:懸巣(カケス)
2017_03040147檜の木の植林が多いので檜原村となったのか?その檜の森にある檜原城跡、この山城はかなりの崖登りといった感じで嶮しい急登であった。懸巣が(ギジャーギジャー)とこだます様に啼いている。人気ブログランキング←お気に召せばクリックしてランキングにご協力お願いします。!!

天に射す高音の一矢鵙日和4

2019年10月 檜原村/季語:鵙日和
モズ003澄み渡る天高き空、鵙の高鳴きが天に指す一矢のように・・・。檜原城山は天を射すような切り立った山。人気ブログランキング←お気に召せばクリックしてランキングにご協力お願いします。!!

山城(やまじろ)の歴史を刻むけらつつき3

2019年10月 季語:啄木鳥、けらつつき
RSCN0383-1啄木鳥(キツツキ)がコツコツコツコツと木を叩く、昔から繰り返される自然の営み。木を刻むという表現に変えてみた。戦国時代の北条家臣の山城とか? 人気ブログランキング←お気に召せばクリックしてランキングにご協力お願いします。!!

我が余生仏巡りの秋思かな3

2019年10月 自宅/季語:秋思、秋淋し、秋懐
1910200185秋も深まって日も短くなってもの淋しくなる季節。檜原城跡の十三仏巡りに行った来た。ものすごい登山であった。檜原城山の頂上、この達成感が無の境地になるのだろうか?人気ブログランキング←お気に召せばクリックしてランキングにご協力お願いします。!!

新米に感謝の豊穣幾年ぞ3

2019年10月 自宅/季語:新米
1910210001自宅付近の田んぼで無農薬で作られた米、新米の5分づき。なんとおいしいことか。地元の米を地元の人から買って食べる地産地消。大事にしたい。人気ブログランキング←お気に召せばクリックしてランキングにご協力お願いします。!!

光明は最後に灯す烏瓜3

2019年10月 自宅付近/季語:烏瓜
2017_09240003森の藪の中、色がなくなっていく秋、そんな中に大きな明かりを燈す烏瓜の実。なんと頼もしいことか!とてもいとおしく感じるカラスウリである。
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愚痴不平組織を潰す藪枯らし1

2019年10月 自宅付近/季語:藪枯らし
yabugarasi垣根はもちろん藪までも枯らす「ヤブガラシ」、なんという生命力だろうか。社員の後ろ向きな愚痴や不平も全く同じく会社を枯らす。愚痴不平が蔓延らない風土にしたい。人気ブログランキング←お気に召せばクリックしてランキングにご協力お願いします。!!

猫じやらし芋虫出でて人じやらし3

2019年10月 自宅付近/季語:猫じやらし
2016_09040018猫じゃらしを手で揉みあげる、芋虫がはい出てくる。子どもをじゃらす。猫も子供も同じくじゃらすものか!
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数珠玉や森川海を繋ぎをり3

2019年10月 自宅付近の雑木林の湧水地点/季語:数珠玉
jyuzudama水辺のじめっとした所に咲く数珠玉の花と実。森から川へ、川から海へ、生態系を繫ぐ。数珠玉の数珠のように繋がっていくことを循環を想像した。人気ブログランキング←お気に召せばクリックしてランキングにご協力お願いします。!!

名も知らぬ茸の声聴く木の子かな1

2019年10月 日和田臨川庭園/季語:茸
1907200022まるで木が立っているように見える。木の子供を茸といった、という一説もあるそうだ!?名前も知らない茸、声を聴いてみたくなった。。。。何を云わんとする俳句なのか?人気ブログランキング←お気に召せばクリックしてランキングにご協力お願いします。!!

異国人風の色変ゆ浅草寺3

2019年10月 浅草寺/季語:風の色、色なき風
1910130007浅草浅草寺雷門、観光客の90%は外国人、白人の方が圧倒的に多く、中国系は少なかった。町の色も風の色も変えてしまうほどの外国人観光客でごった返していた。。。。人気ブログランキング←お気に召せばクリックしてランキングにご協力お願いします。!!

秋出水真青の空に泥の川3

2019年10月 浅草/季語:秋出水
1910130001台風の跡、隅田川が泥の川になっている。今回の台風は関東から東北まで甚大な被害をもたらした。台風一過の真青の空の下を泥の川が悠々と流れる。好対照の光景と色。
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温暖化紅葉は冬の季語になり3

2019年10月 自宅/季語:紅葉
2016_1123012010月に紅葉になるのは、日本全国わずかであろう。今年は紅葉の旬は12月と言われている。10月でも夏物で通せるくらい暖かい。スエーデンに少女の勇気はすごい。英雄になって先導して欲しいものだ。人気ブログランキング←お気に召せばクリックしてランキングにご協力お願いします。!!

野路菊に亡き母偲ぶ雨一献3

2019年10月 自宅付近/季語:野菊、野路菊
2016_10070050野路に可憐に咲く野路菊。栽培されたものではなく野生の菊は、花数や大きさは小さいがたくましい美しさがある。母を偲び涙が雨となる。人気ブログランキング←お気に召せばクリックしてランキングにご協力お願いします。!!

酢橘の香焼酎一献秋の夜4

2019年10月 自宅;季語/酢橘
2017_10140116秋の虫の音を聞きながら、酢橘を絞って焼酎一献。なんと秋の風情を感じるこの頃。家庭とは、「家」と「庭」。庭がない家は家庭でない。植物や生きものと一緒に生きる家、それが家庭。人気ブログランキング←お気に召せばクリックしてランキングにご協力お願いします。!!

古き良き時代は何処赤まんま2

2019年10月 自宅付近/赤まんま
IMGP1121赤まんまでままごと遊びをするのは、戦中戦後までではないか??、今や外で遊ぶ子供が減っている中、夢物語ではないか?、しかし、赤まんまで遊んだ人は、娘や孫に伝えなかったのが時代であろう。人気ブログランキング←お気に召せばクリックしてランキングにご協力お願いします。!!
プロフィール

チーさん

ギャラリー
  • 春寒し止まない雨はなかりけり
  • 春寒し止まない雨はなかりけり
  • 花木瓜や名前忘れて老いはじめ
  • 北斎の白波迫る雪柳
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  • 北風に耐えて夢見る初桜
  • 公園の寄り添うベンチ花なずな
  • 秀吉に敗る土塁や椿落つ
  • 築こうよ平和の傘を枝垂梅
  • あの丘や故郷慕ふ花辛夷
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  • 城跡の土塁は固し黄水仙
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  • 水温み終戦願ふ清め水
  • 春の野や何を憂ひて何笑う
  • 春陰の影の深さや彫塑館
  • 命呼ぶ田に降る春の霙かな
  • 三月やラジオ体操声高し
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  • 皇族の墓の袂や蕗の薹
  • 行く鴨やまた逢えるのは来世かな
  • 羞恥なく堂々真昼の猫の恋
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  • 古城跡筑波を望む春田かな/古城跡印旛を廻る春田かな
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  • 茅葺の歌舞伎舞台に雛の宴
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