写真俳句ブログ/チーさん/初心者

まずは気軽な写真俳句からやってみようと思います。2016年8月からのスタートですが、とりあえず1日1句を継続中。リンクの「関東ご近所ネイチャースポット訪問記」では、自然スポットを訪問した紀行ブログを投稿しています。関心がある「時候、植物、動物」の季語を中心に作句します。ご批評頂ければ嬉しい限りです。。。。

動物

啓蟄や大地を揺らす命かな3

2024年3月 自宅付近/季語:啓蟄
P1120281虫が動き出して台地が揺らぐ、大地を揺らす。命の息吹を想像で感じる。春への兆し。光に風に音に動きが生きている証。残る人生、日々の営みを大切にしたい。
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行く鴨やまた逢えるのは来世かな3

2024年2月 坂田が池総合公園/季語:行く鴨
P1250106鴨の寿命はおおよそ5~10年だそうだ。そして渡り鳥の大体は渡るそれぞれの場所を固定しているとのこと。同じ遺伝子を持つ子孫に会っていることになる。老夫婦が生き別れた際の気持ちを鴨に例えてみた。
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羞恥なく堂々真昼の猫の恋3

2024年3月 自宅付近/季語:猫の恋
P1170052外に放たれる猫の求愛は、昼夜関係なく、雄は雌に鳴きより、雄同士で争うそうだ。堂々と昼からの情事を想像すると、動物界は人間のような羞恥心はない。子孫を残す本能としての行動なのだ。
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頬白や尾根から尾根へ天の声3

2024年3月 青梅梅園/季語:頬白
P1150947頬白(ホオジロ)は木のてっぺん辺りで囀ることが多い。青梅の梅園の谷と尾根が幾重にも重なる地形に梅園がある訳だが、尾根から尾根へ囀りの声が響く様は、天から声が降ってきたように感じる。
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パンダ鴨また会いたしや帰る鴨3

2024年3月 坂田が池総合公園/季語:帰る鴨
P1250132ツクシガモ、通称パンダガモに初めて出会った。今冬は珍しく来鳥して冬を越したとのこと。この公園のマスコットになって欲しいものだ。「パンダガモまた会いたしやまた来てね。」
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若鮎や魚道を遡る影早し3

2024年 高麗川堰の魚道/季語:若鮎
P1240371P1240370
正岡子規の「若鮎の二手になりて上がりけり」、子規庵を訪れた後だったので、子規の句に啓発された若鮎の句を作ってみた。ちょうど高麗川沿いを散策した後だったので、若鮎の季語を思いついた。

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同じ地に磁力を探り鳥帰る/DNA必ず同じ地鳥帰る3

2024年2月 想像/季語:鳥帰る
2018_12090114渡り鳥は必ず同じ地を往ったり来たりしているそうだ。体内コンパスを持っているというか?磁場や磁力を感じて方向を決めていくらしい。燕のような小鳥の場合、あんなに小さな体で頭で、よくも正確に行き来ができることに感嘆する。
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亀鳴けど届かぬ政治(組織)聴く気なし3

2024年2月 自宅/季語:亀鳴く
P1220382硬直した政治や組織、誰のためにどこを向いて政治や仕事をしているのか???聞くふりだけで本気で聞かない。ポーズだけで終わる。いやいやポーズもしない組織もある。そんな組織からやっと離れられた。
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鴨夫婦夫逆立ち妻悠々3

2023年12月 玉川上水/季語:鴨
P1230360マガモの夫婦、オスは逆立ちして、水草を食んでいる。その横でメスは悠々と泳いでいる。せわしい夫に悠々どーんと構える妻、人間社会を垣間見た。
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熊殺せ殺すなと言う人模様3

2023年11月 博物館/季語:熊
P1210750 (カスタム)熊が人里に出没して被害が大きくなっている。人が開発しすぎたのか?熊の食べ物が不足しているのか?殺すと「殺すな」という人が騒ぐ。千葉県で増えているキョンも同じ。ジビエ食肉化に反対する人。主義主張が違って争いがおこる人のサガ。
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冬の鵙縄張り治め優しき目3

2023年11月 自宅付近/季語:冬の鵙
モズ003秋の鵙は縄張り争いで雄叫びをあげるが、冬の鵙は静かになる。気のせいか?幾分顔・目が緩んでまろやかに見えるような気がする。縄張り争いで殺しあうのは人間だけということか。
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いつまでも恋を求めて秋の蝶3

2023年10月 自宅付近/季語:秋の蝶
P1220021蜜を吸う場所で争っているのか?求愛にしているのか?1匹が執拗に絡んでいっている。求愛に自分に見立てて詠んでしまった。長生きの秘訣は、恋の気持ちを忘れないことか???
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秋刀魚の値大衆魚から高級魚3

2023年10月 自宅/季語:秋刀魚
2016_092100021匹100円の大衆魚がいまや300円~400円となっているではないか?そして身が細くやせ細ったものが多い。なんでも搾取し放題の資本主義はもう終わりにしたい。生きものの人間も同じ1つの命に変わりない。
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ちょこ歩き尻振りダンス石たたき3

2023年10月 自宅付近/季語:鶺鴒、石たたき
IMG_4507-1 (カスタム)ちょこちょこっと歩いて止まってお尻を上下させる。何故このように尾羽を上下させるのか?バランスをとっているのか?外敵を恐れて、または、獲物をとるために、 いつでも飛び立てるような体制をとっているのか?よくわかっていないとのこと。
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愛くるし背高鴫の目元かな3

2023年10月 谷津干潟/季語:背高鴫
IMG_0804 (カスタム)目元がぬいぐるみのように可愛い鳥、セイタカシギ。足が長く背が高いという単純な命名。遠く数千キロも渡ってくる鳥。記憶した場所に必ず戻ってくる。その能力は、遥か人間を超える。すごい。
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椋鳥や大合唱後に塒入る3

2023年10月 自宅付近/季語:椋鳥
IMG_1658 (カスタム)今日が終わる夕暮れ、椋鳥が大集結する。キュルキュルキュルキュルの大合唱が鳴り響く。そして、一斉に飛び立ち塒(ねぐら)へと向かう。「ただそれだけ句」になってしまった。
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鶲来る彩花の庭や色に声3

2023年10月 自宅付近/季語:鶲
P1150122 (カスタム)尉鶲がやってく来てくれた。冬の庭を彩る小鳥。寒くなるこの頃だが、庭が暖かくなる使者は大歓迎。視覚聴覚に五感を感じる季節の到来だ。
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句づくりに疲れが出るや鵯の声

2023年9月 森の中/季語:鵯(ひよ)
SANY0025-s
「けたたまし鋭く響く鵯の声
ヒーヨ、ヒーヨ、ヒーヒー、キーキー、森の中を鋭く響き渡る。心を落ち着かせてくれるなどとんでもない。逆にいら立ちを感じる野鳥で都会の野鳥として勢力範囲を拡大している。
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大磯の鴫立沢に歴史詠む3

2023年9月 鴫立庵/季語:鴫
P1150130京都の落柿舎、滋賀の無名庵と並び日本三大俳諧道場として、現在の第二十三世まで続いている大磯鴫立庵です。16世紀からの歴史が詠まれてきた庵であった。
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蚊に刺さる命授ける太っ腹3

2023年8月 自宅/季語:蚊
ka「蚊にいらち蚊より小さし自分かな」、こんなに小さい蚊に刺されてイラつく自分。大の人間の心は蚊よりも小さく狭い、いちいちいらいらせずにもっと余裕をもっていたい。「蚊に命を授けた」位の太っ腹の考えでいたいものだ。
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プロフィール

チーさん

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